コンパイルとはプログラムをコンピュータが読めるように機械語に訳すことです。コンパイラによってコンパイルする方法は違いますが、ここでは先に紹介したVisual C++ Toolkit 2003を使ってコンパイルする方法を紹介します。
では簡単なプログラムを作ってコンパイルして実行してみましょう。まずはプログラムを管理する専用のフォルダを作りましょう。ここでは、 C:\mycprogram というディレクトリを作るとします。つまりフォルダを作るということです。ここに
#include <stdio.h> int main(void) { printf("プログラムテスト"); return 0; }
というプログラムをメモ帳で打ち込んで、ファイル名をtest.cとして保存します。
Visual C++ Toolkit 2003 Command Prompt をWindowsスタートボタンをクリックしてすべてのプログラムから選んで起動します。そうすると下の画面がでてきます。
そうしたらコマンドプロンプトに cd C:\mycprogram と打ち込みEnterキーを押します。cd というコマンドで指定したディレクトリへ移動することができます。ここにコンパイルしたいソースファイルがありますよと知らせるのです。そうしたら C:\mycprogram> となるはずです。
そうしたら、cl test.c と入力しEnterキーを押します。エラーが起きなければ test.obj とtest.exe ができます。
後は test.exe と入力しEnterキーを押します。プログラムテスト と表示されれば成功です。以上がプログラムをコンパイルして実行する基本的操作の流れです。