算術演算子とはプログラムにおいて、足し算、引き算、掛け算、割り算等を行うために使う演算子のことです。数学において + − × ÷ に値します。
算術演算子には次のようなものがあります。
演算子 | 操作 |
---|---|
* | 乗算 |
/ | 除算 |
% | 剰余 |
+ | 加算 正符号 |
- | 減算 負符号 |
剰余を行う演算子 % は、余りを求めるのですから整数にしか使えませんので注意してください。
算術演算子には数学同様演算子の優先順位があります。足し算引き算より掛け算割り算を先に優先して行うということです。
1+2*3
は7になりますが、
(1+2)*3
は9となります。
除算にひとつ注意があります。aをbとcを掛けたもので割るとき次のように書くと意味が異なります。
a/b*c
これではaをbで割ってからcを掛けるという意味になります。こうならないように、
a/(b*c)
と () を使って分母にあたるところを囲っておきます。