みその計算物理学
ホーム はじめに リンク集
ファイルの書き込み (Java講座)
  • ファイルに書き込む方法

    ファイルに数値データなどを書き込みたい場合は、文字ストリームを用いる。文字ストリーム関連の処理はtryステートメントの中に書く。これはファイル操作にはエラーなどの問題が発生する場合があるので、問題が生じたら適切な処理を行う必要があるからである。

    まずFileWriterクラスのオブジェクトを作成する。以下のように宣言し、作りたいファイル名を指定する。

    FileWriter オブジェクト名=new FileWriter("ファイル名")

    後は書き込みたい数値などを

    オブジェクト名.write()

    を使って書き込む。書き込みが終わったら

    オブジェクト名.close()
    使ってファイルを閉じておく。
  • プログラム例

    このプログラムでは、1から11までの数字を半角スペースを空けて書き込み、2つ数字を書き込んだら改行を行う。なお作成するファイル名はoutput.dataである。

    import java.io.*;
    
    class Filewrite
    {
            public static void main(String arg[])
            {
                    try
                    {
                            FileWriter fw=new FileWriter("output.data");    //FileWriterオブジェクトの作成
    
                            for(int i=0;i<11;i+=2)
                            {
                                    fw.write(i + " " + (i+1) + "\n");       //ファイルへの書き込み
                            }
                            fw.close();     //ファイルを閉じる
                    }
                    catch(Exception e)
                    {
                            System.out.println(e);  //エラーが起きたらエラー内容を表示する。
                    }
            }
    }
    
  • プログラム実行結果

    プログラムを実行するとoutput.dataというファイルができ、その内容は以下の通りとなる。

    0 1
    2 3
    4 5
    6 7
    8 9
    10 11
    

Java講座一覧に戻る