ボタンを押すと終了するプログラム |
- Windowsアプリケーション
ここでは扱いやすいWindowsアプリケーションを作ることにする。コード全体を見ると長くて難しいプログラム文が並ぶが、ユーザーがプログラムにさせたいことをコードで書くところは限られるので、それほど難しくはない。
まずVisual Studio .Net を起動し、新しいプロジェクトを作る。そして以下のようにVisual Basicプロジェクトを選び、Windowsアプリケーションを選択する。プロジェクト名は自分でわかりやすい名前にし、保存する場所はプログラム専用のフォルダにしておいたほうが良い。
- フォームのデザインとボタンの配置
まずボタンを作らなければならない。フォームデザインからボタンを作る。まず画面左側に並ぶのは様々なツールがそろっている。そこでButtonを選び、フォーム上におきたいところにマウスで置けば良い。ボタンの場所やサイズは後で自由に変更できる。
- プロパティ設定
ボタンには名前やサイズなど様々な属性を持っている。それらはプログラムソースから変更可能だが、特に特別な設定をしないのであればプロパティから決めるのが簡単で便利である。プロパティは画面右下の方にある。そこでボタンに表示される名称を変えてみる。ボタンのプロパティを表示させるには、フォーム上のボタンをクリックして注目させておく必要がある。プロパティが表示されたらText項目のところに終了と入力する。そうするとボタンに表示する名称に終了と表示されるはずである。
- プログラムコードの記述
このままでもプログラムは実行できるがボタンを押しても何も起きない。ボタンを押して何か処理をさせたいのであれば、ボタンのイベントプロシージャ(イベントメソッド)にプログラムを書かなければならない。まずフォームデザイン画面上のボタンをダブルクリックする。そうするとボタンのイベントプロシージャ部分の編集画面が表示されるはずである。ボタンを押してプログラムを終了させたい場合はEndと書くだけである。
- アプリケーションの実行
後はプログラムを実行すれば良い。以下のようにアプリケーションが起動するはずである。そして終了ボタンを押すとアプリケーションは閉じるはずである。
画像のプログラム作成画面はMicrosoft Visual Studio .Net 2003 バージョンです。
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