2次方程式を解の公式を用いて解を求める数値計算例(C言語)

2次方程式の解をプログラムで求めるには

2次方程式の解は、解の公式を用いて解析的に求められるので、わざわざコンピュータに解かせる必要はないが、プログラミングの入門には最適な課題である。今回は、解の判別式を用いて、複素解まで求めるようにした。

ソースコードはC言語で書かれているが、secondequation.cをダウンロードし、適切なソフトを使えば見られる。

プログラムでは、関数 answer を定義しているが、関数を使用してプログラムを組めると非常に便利なので、計算物理学を、C言語と共に学ぶのであれば、積極的に関数について学び使用していきたい。

数値計算実行結果

プログラムを実行すると、2次方程式の係数を入力するようにもとめられるので、係数の値を3つ正しく入力すると、解が表示される。例えば、x*x-5x+6=0 の解を求める場合は、以下のようになる。
a =
1.0
b =
-5.0
c =
6.0
3.000000 + i 0.000000
2.000000 + i 0.000000