みその日記 (2005年1月)

2005/1/31 (月) 量子力学の価値は
量子力学という学問は、人一人の人生に多大な影響を与えるほどの神秘的な力を持っている。それが吉とでるか凶とでるかはその人しだい・・・。
2005/1/28 (金) みじかっ!
知は苦、無知は幸である。
2005/1/27 (木) 決戦、期末テスト
今日は電磁気演習のテスト。講義を各週に行う予定だったのに毎週やりやがったので勉強する気起きなかったからごく一般的な公式の確認だけしてテストに挑みました。そしたら勉強しなくてもできるような問題ばっか!単位の落としようがない・・・。
2005/1/25 (火) 解析力学の価値は
解析力学を習い始めて約1年がたちましたが、初めてラグランジュの方程式を習ったときの感動はどこへいったのでしょうか。もう抽象的すぎてわけわからん。いやあそれにしても解析力学を作り上げた人たちはすごいわほんと。
2005/1/21 (金)
昆虫になりたい。
2005/1/19 (水) ゆらぎはすべてに
神と悪魔はまっすぐ歩く人間はよろよろ歩く

ドイツのことわざらしいですが、人間をよくあらわしていると思いませんか?本来の意味は知りませんが、神と悪魔の心両方持ち合わせる人間のことを表現しているのだと思います。

また人間がこの世に存在する理由も見えてきます。純粋に神または悪魔の心を持ってたら子孫残せませんよね?なぜって?考えてみてください。

何か意見、または本来の意味を知ってる方は教えてくださいね。
2005/1/18 (火) 歴史
前に今世の中は変わってると書いたと思うのですが、歴史を細かく見てみると常に変わってるんだなーと思い始めました。10年ごとで見てみても世の中はずいぶんと変わっていってるんだと思います。ただ今生きている中の世の中の変化が新しいものだから余計に感じてしまうのだと思います。

どうでもいいけど戦国時代の男たちはすごい。刀と槍もって火縄銃持った相手がいっぱいいても突っ込んでったんでしょ?どう考えても私にはできませんよ。今の戦争はこの時代の近接戦闘と違って遠距離戦闘ですが戦場の恐怖はどのように変わっていったのでしょうか?
2005/1/16 (日) しんすけさん・・・。
いやぁ〜やはりしまだしんすけが復帰すると番組おもしろいですね。やっぱり格が違います。何とか暴力問題を和解という形で早く解決してほしいですね。しかし意外と復帰しても前と違和感ないんですね。何かぎこちなくなるかなと思ったのですが前とあまり変わらない雰囲気でした。少なくとも政治への道はなくなったかかな〜と思います。
2005/1/14 (金) 物理愛の復活を求めて2
物理と数学

 物理にとって数学とは何でしょうか?確かな事は物理の法則は数学で表現されていることです。つまり物理の言葉です。したがって物理を理解するには数学を深く理解しなければならないということになります。ならば物理と数学は同じといってもいいのでしょうか?いやそうではないでしょう。そうならば物理学者と数学者に分かれる必要はないです。またその違いを示す興味深いことがあります。それは物理系と数学系の人の違いです。結論から言って、数学系は人はある問題が証明されたらもうそれで終わりです。もうその結果に興味を持たないです。しかし物理系は、じゃあなぜそうなるのか?と、問い続けるのです。例えば、私は今でも運動方程式が不思議でたまらないです。なぜあの式が成り立つのか?さらに原子などのミクロな世界についての物理法則、は、もう不思議世界です。しかしその法則の一つである量子論は観測結果と超厳密に一致します。量子論が正しいとしても、なぜあんな法則がなりたつのか?とういう疑問が残り続けるのではないでしょうか?じゃあ人間はこの世界を理解する事は不可能になってしまうのでは?ここまでくるともう、では「理解する」とは、何なのか?と哲学的になってしまいます。くだらないと思われるかもしれませんが、これがおもしろいのです。
 歴史を見るとこのような事はよくわかります。アインシュタインは数学者からリーマン幾何学を学び一般相対性理論を完成させました。また、アインシュタイン方程式を数学者が解いて、後に物理学者によって、それは特殊なブラックホールだと示しました。このように数学者の数学の力のおかげで物理が発展した例は、いくらでもあります。そして物理学者は創造力を用い数式が何を意味するか考えます。よって物理学者と数学者の協力は重要だということがわかるでしょう。現在も、宇宙のすべてを説明する究極の理論を完成するために物理学者と数学者は力をあわせています。
2005/1/13 (木) 物理愛の復活を求めて
時間

 時間とは何でしょうか?いざ考えると不思議なものです。とりあえず言えることは、逆戻りできない過去から未来への流れです。だが物理学において時間はどのように扱うのでしょうか?
 まずミクロな世界で考えよう。一個一個の粒子を見てみると、その運動を支配する物理法則は時間を考えません。それはご存知のように粒子はジグザク運動をし、そのある運動が可能なら、その逆の運動も可能なのです。だから例えば、そのような運動をビデオに撮って逆まわしして再生しても、逆まわしだとわかりません。
 次にマクロな世界で考えよう。例えば、熱い湯と冷たい水を混ぜると、そのうち、全体が同じ温度になります。これはビデオに撮って逆まわししたら、それは逆まわしだとわかりますね。また熱い湯と冷たい水に分かれることはありえません。過去と未来の状態が違うので時間があらわれたのです。このように、たくさんの粒子が関係する現象に時間はあらわれるのです
 ここでさらに重要なことは特別な状態から時間は始まったことです。上記では熱い湯と冷たい水を用意した状態から時間はあらわれたのです。一様な温度の水を用意しても時間はあらわれません。
 では、特別な状態とは何でしょうか?それは実現しにくい状態のことです。熱い湯と冷たい水を用意するには、温めたり冷やしたりしなければなりません。これは明らかに一様な温度の水より実現しにくいです。また、実現しにくい状態のことを、エントロピーが低いと言います。この世界はエントロピーが低い状態から高い状態へ変化します。その逆は起きません。これを、エントロピー増大の法則と言います。よって時間があらわれるには、たくさんの粒子が関係し、エントロピーが低い状態から始まることが必要なのです。
 詳しくはまず熱力学と統計力学で学びます。学ぶと他の物理学と比べて何か違和感を感じませんか?とにかく両者とも大変難しい学問であることは確かです。

だからといって自分の部屋が散らかることをエントロピー増大の法則のせいにしてはいけません。
2005/1/12 (水) 2年前の私は
2年前の私は物理に夢を抱いてました。それは究極の理論です。過去に書いた記事ですがこういうことに熱狂してました。

究極の理論について

 物理学を研究してるしてないに関係なく多くの人々が興味を持つ宇宙のすべてを理解できる究極の理論、と言ったら解釈の違いがでるだろう。ある人はこの理論があれば、この世の現象をすべて理解できる。または、この理論があればもういままでの理論はいらないと思うかもしれないが、それは今のところほぼ間違いである。なぜなら、仮に究極の理論と呼ばれるものができて、それはあらゆる究極の物質である素粒子の現象を記述できる方程式をもつとしても、それを用いて素粒子でできている惑星の運動を説明できないだろう。直観的にもわかるだろうが、途方もない数の素粒子でできている惑星の運動を計算するなんて不可能である。現実問題では、精確には誤差が生じるがニュートンの法則で十分である。惑星を素粒子に還元しても意味がない。
 このようなことは自然科学において様々あり、別にそれぞれの理論または法則が独立してるわけじゃない。互いに関連しあっているのである。相対性理論と量子論のようにすべてが関連しあうわけじゃないが、それぞれの理論は一致するところは一致する。そこで人類が、還元主義に基づき、これ以上還元できないある一つの理論に達したとき、それは究極の理論と呼べるかもしれない。
 しかし、究極の理論が誕生しても、じゃあなぜこの世界はこの法則、または方程式が成り立つのか?のような証明できない前提のような問題が残り続けると思う。もしかしたら人類がさらに進化し脳を発達させたら、新たな考え方や数学などが誕生して、自然科学は新たな方向に発達するかもしれない。しかし我々にはそれは理解できないだろう。猿が人間の考えてることを理解できないように。

というふうに究極の理論にあこがれていいたのだ。ところが現実は厳しいものでした。大学レベルの物理でさえてこづって満足に解けない始末。これじゃ究極の理論どころではありません。今では物理への気力が薄れオチコボレ街道へまっしぐら!

長々と暗い日記ですいません!でも物理の道に行ったことを後悔してるわけではないんです。しばらく物理と離れたいんです。というわけで離れます。何個単位落とすかお楽しみに!
2005/1/11 (火) 巨星
最近観測史上最大の巨星が見つかったそうです。これは太陽より大きな星が年老いてふくらんだ赤色巨星ですが、直径は太陽の1500倍を超えるそうです。

星は主に中心で水素を核融合して熱を発生しています。その結果ヘリウムができて徐々に中心にたまっていきます。そして今まで中心で水素の核融合が起こってきたものが、中心にたまったヘリウムの回りで起こるようになります。中心はものすごい圧力で重力で収縮を起こすようになりますが、このとき重力エネルギーが熱エネルギーに変わり、これがさらに回りの水素の核融合を促進し、重力による収縮を超える勢いで熱を外に発生させますから、膨らんでいきます。このとき温度が今までより低めになりますから赤く見えます。よって赤色巨星と呼ばれるのです。

いずれ太陽もこうなる運命で約50億年後には太陽系全体を覆うほど膨らんでしまいます。もちろん地球は飲み込まれてしまいます。このとき人類はどうするのでしょうか?今では信じられないほどの科学文明が発達して生き延びるのでしょうか?それとも自らの手で破滅の道に行くのでしょうか?本当に気になります。
2005/1/10 (月) 超能力捜査
今日もテレビで超能力で事件解決をすることを扱った番組がやってましたが、一体これは事実なのでしょうか?物理を学んでる以上こういう非科学的なことはあまり信じられません。マジックで番組がグルになることもあるようにこれもインチキではないかと思ってしまいます。

しかし現にFBIに超能力捜査官がいるらしいですし、今の科学が絶対に正しいとは言えないこと、番組の説得力から多少信じてしまう面もあります。

まだこの世にはわかってないことの方が多いですから絶対にインチキとは言えませんが、超能力捜査で事件が解決することができるならこれに越したことはありませんけどね。解決していない事件が一日でも早く解決されることを願います。
2005/1/8 (土) 国と法律
今性犯罪についての法律が話題になっていますね。それぞれの国の法律を見てみるとその国の人種の性格を反映してるように思えます。とりあえず日本の法律の被害者より犯罪者を優遇してるところを直さないといけないですね。本当にこの問題は考えれば考えるほど難しいと思います。政治家たちにがんばってもらいたいと思います。

関係ないですけどゆとり教育は本当に大失敗だったと思う。いったい誰が提案したのだろうか?授業時間を減らして考える力だとか創造力を鍛えるとかうんぬん言ってるがこんな結論出した人はアホちゃうか?普通逆効果になると思わないのだろうか?学ぶことを減らせば、考える量も時間も減るから創造力だって衰える。いわゆる詰め込み学習を行ったとき、後から山を登って下界を見渡すように詰め込んだ後から考える力と創造力がついたことを覚えてないのだろうか?この問題の修正も難しいだろうな。いまさら元に戻すわけにもいかんだろうし。
2005/1/6 (木) 冬休み明け
今日は冬休み明け初の大学の講義。ペン持ったら驚きましたよ。何か上手くかけない。違和感ありまくり。字がへにょへにょ。ギリシャ文字が上手く書けない・・・。なにしろ本格的にペン持つの2週間ぶりですからね。こんなに間空けたのないぐらいですから。冬休みでペン持ったといったらインターネット関連のパスワードをメモしたぐらいですから。本当に人間って使わないと衰えますね。さて明日も講義でリハビリだ。
2005/1/5 (水) 苦悩
とうとうノートパソコンのキーボードから入力できなくなりました・・・。システムの復元やドライバの設定確認したが原因がわからず、ハードウェアそのものに原因があるのではと思いましたが、Windows起動前のMS-DOS上ではキーボードから入力できるんですよ。よって考えられる原因は前にlinuxを入れたことによるacpi BIOSの不具合が何らかの影響で今症状があらわれたかと思い、linuxをアンインストールしようとしたがキーボード入力できないんでアンインストールできないんです。
そこでUSB接続のキーボードを買ってきてつないだら入力できるようになりました。Windowsでも問題なく入力できます。こうなると外部接続のキーボードで我慢すれば問題なく使えるのでlinuxをアンインストールするのをためらうようになってしまいました。linuxを入れるだけでも大変だったのにせっかく作り上げたlinuxでのプログラミング環境等まで消えるのがおしいのです。それに原因がlinuxじゃなかったらアンインストールしたのが馬鹿らしいです。
でもこのままじゃまずノートパソコンを外出先には持っていけませんね。ノートパソコンを外部接続のキーボードで操作しているのを見られたらは恥ずかしいに決まっています。さてどうしたらよいのやら・・・。苦悩!
2005/1/2 (日) お参り
今日は鶴岡八幡宮へお参りに行ってきました。お昼ごろいったのですがあまり混んでなくてよかったです。今年は自分のための願いではなく、いい世の中になることを願ってきました。何か今年は時代の変化というんですか物騒な世の中でしたよね?特に人間関係が変化してきたので何とか悪い方向へは行って欲しくないんです。

毎年恒例のおみくじを引いてきましたが、末吉でした。なんともつっこみようがない中途半場なものでしたが去年の凶に比べたらましです。非科学的なことを信じない物理学科生でも凶がでたらさすがにへこみますよ。

さて毎年みんなが書いた絵馬を眺めるんですが、中には何を書いてんねんと言いたくなるようなものがあります。たとえば 人を巻き込みませんように なんて何やこいつトラブルメーカーか?と思ったのですが右下に小さく交通安全と書いてあってなるほどと思ったのですが、そんなに願うほど車で人を巻き込むのかと思ってしまいます。一番多いのが合格祈願ですが、絶対を強調して絶対合格しますようにとか書いてる人は絶対受からないだろうなーと思ってしまいます。後はここでは公表できませんが切羽詰ったものもありますね。他人ながら心配してしまいますよ。

最後に、昼からの酒は効きますね。夜と違って量が少ないのにかなり酔ってしまいました。朝や昼から酒飲んでるじいちゃんの気持ちがわかったような気がします。人は時間帯によって酔い方が違うのでしょうか?
2005/1/1 (土) 新年
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

いや〜あっという間の1年でしたね。2004年みその計算物理学に訪問してくださった人たちに感謝します。今年もよろしくお願いします。

最近鬼のように寒いですね。風邪には気をつけましょう。やはり私は寒いのが苦手です。暑い夏がいいですね。凍えるより汗をかくのが人間らしくていいです。なので極寒のアラスカや南極やグリーンランドに住んでる方々が信じられないです。厳しさが心地いいのでしょうか?私は四季めぐる標準的な気候の関東に生まれてよかったです。

ゲストブックとみその掲示板ですがこのまま共存していきたいと思います。ルールについては未定ですがよろしくお願いします。
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